どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。
今回は久々に初心者向けの内容となります。
その名もなんと、
「印のつけ方」です。
あ、知ってるからいいや。。
と思ったそこのあなた!
ちょっと待ってください(笑)
普段当たり前にやっていることなので
え??と思うかもしれませんが、
意外にちゃんと解説している人はいません。
記事の後半には馬券種の選び方に
ついても触れていきますので、
ぜひ最後まで読んでみてください!
Contents
競馬新聞を見ると・・
どこの新聞を見ても馬柱(うまばしら)
と呼ばれる馬のデータの上の方に、
◎とか〇の印が必ず書かれています。
よくも悪くも僕らはこの印に影響され
買うべき馬を軽視してしまったり、
逆に印にダマされ無駄な馬券を買ったり、、
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/N112_sonnabakana_TP_V4-300x200.jpg)
とにかくこの競馬新聞に書かれている印は
競馬新聞の記者たちがつけているものです。
「競馬新聞の記者」と一括りにしましたが
実際にはトレセンで取材をする記者や、
社内でデータを分析して予想を考える人など
たくさんの予想スタイルがあって、
それぞれの信条に従い決断を下していき
最終的な印をつけています。
つまり、結局は予想家たちが
”好き勝手に考えて”出した最終結論であり
それが絶対ではないのです。
ましてや、金曜朝の枠順確定から
各新聞の出稿締切までの時間を考えれば
完璧な印を打つことなどまず不可能。
このあたりの見解については過去記事
で解説しているのでよかったらご覧ください。
とはいえ、僕ら一般の競馬ファンと違い、
競馬予想を仕事として毎日作業をしている
彼らの予想もある程度尊重しないといけません。
だからこそ、全てを信じろとも言わないし
全部無視しろ!とも言えません。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/ookawaGFVL9624_TP_V4-300x200.jpg)
特に初心者の方にとっては
最初のうちは予想家の印こそ
頼りになるモノかもしれません。
しかしながら結局は他人の予想。
印の通りに買って来なかった時は後悔するし
無視して来られた時も悔しくなります。
だからとりあえず僕の中では、
最終的な目標地点は競馬新聞の予想印に
全く影響されずに自分の予想を貫くこと。
こうなることを前提に考えていきたいと思います。
それぞれの印の意味
ということで実際に印を自分でつけていく
過程を考えてみたいと思いますが、
ひとまず各印の意味をおさらいしておきます。
◎(本命)
そのレースで最も強いと思う馬。
信頼性の高い馬という意味です。
馬券の軸とも言いますね。
本命にした馬の3着内率や
連対率がどれくらいあるかによって
予想家の評価が決まることもあります。
〇(対抗)
本命の次に有力視している馬。
本命を負かす可能性のある
筆頭的存在と言えるでしょう。
1着まで突き抜けるかはわからないが
2~3着なら来る可能性が極めて高い
という判断基準で決める人もいます。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/04/precious-people-86266_1280-300x200.jpg)
▲(単穴)
本命と対抗が崩れるような波乱になった時
1着になる可能性がある馬という見方をします。
単純に3番手評価と考えてもいいです。
「ムラ駆けで安定しないけど上手くハマれば
1着の可能性まである馬」という一発の魅力を
秘めている馬を指名することもあります。
△(連下)
1着の可能性はほぼほぼないけど
2~3着ならもしかしたら・・・
という感じの馬につけます。
実質上の4番手評価となりますが、
△は複数頭につけることも一般的です。
☆(注意)
普通に考えたら1着はないと思うけど
上位陣が崩れて上手く展開がハマれば
馬券圏内にくるかもしれない・・・
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/04/photo0000-4242-300x199.jpg)
そんな馬につけることが多いです。
競馬新聞によっては”注”とかダブル△
みたいな表現をする所もあります。
印のつけ方
今話してきたように印の定義は
人によって分かれることもありますし
絶対的なルールはありません。
ただし目安として◎→〇→▲と
だんだん印が薄くなるにつれて
期待度が低くなるイメージです。
だからこそ◎は自分が一番強いと思う馬。
または3着以内に来る確率が最も高いと思う馬。
そんな視点で選ぶのが良いでしょう。
僕の場合で言うと◎は勝ち切る可能性もあって
不利がなければ一番強いと思われる馬。
3着以内に来る確率が高い馬につけます。
〇や▲はハマれば1着もありうるが、
基本は2~3着までと考えられる馬。
それ以下は、あくまで「連下」という名の通り
来たとしても2~3着のイメージで印をつけ
あくまで「相手の1頭」という位置づけです。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/06/ダウンロード-1-300x225.jpg)
印を基にした買い方
これらの印をつけた上で買い方の一例を示すなら
以下のような感じでしょうか。
馬連
◎→〇▲△☆
◎を軸として、〇以下の馬たちへ流します。
3連複や3連単
◎〇→▲△☆
◎▲→〇△☆
◎の1頭軸でもいいし〇や▲との2頭軸もありです。
このあたりは別記事で詳しく解説しているので
以下の記事を参考にしてください。
馬券種選びに活かす
印をつけていると
「このレースは軸がいないなぁ」とか
「このレースは相手がさっぱりわからん」
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/BIS151026213913_TP_V4-300x200.jpg)
といったように、
レースの質が見えてくるようになります。
もしも「これは!」と思える馬が
1頭しか出てこないのであれば単勝。
逆に信頼できる軸が選びきれずに
相手だけスムーズに候補が出てきたなら
そのレースはBOX買いするという手もあります。
このように印をつける過程の中で
そのレースの波乱度が見えてきて、
馬券種選びに活かすこともできるのです。
まとめ
印をつけると該当レースの整理ができます。
軸不在のレースなのか
伏兵が多いレースなのか
人気上位で堅そうなレースなのか
実際に作業をすることでレースの質が見えますし
馬券種選びに役立つことは間違いありません。
ぜひ競馬新聞の印にダマされず、
あなたなりの印をつけてみてくださいね!
コメントを残す