競馬新聞の印に影響されないマインドの作り方

どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。

今日のテーマはズバリ「競馬新聞にダマされないマインドの作り方」です。

こう書くと、なんか競馬新聞が悪者みたいですがそんなことはありません(笑)

 

自分が強いと思った馬が無印だった時、

反対に、「ない」と思った馬に印がたくさんついていた時、

こんな時は凄く不安になりませんか?

そのせいで余計な買い目を加えてしまったり、

反対に自信をなくして購入金額を抑えて利益が少なくなったり。。。

そんな誰もがあるであろう新聞に影響されるマインドについて

いかに乗り越えるかを今日は話していきます。

競馬新聞の印の精度は低い?

最初に競馬新聞の締め切り時間について考えます。

まず、土曜レースの枠順が確定するのは金曜の10時頃。

そして、コンビニ等で土曜開催分の新聞販売が開始されるのは金曜13時頃~

この間はわずか3時間しかありません。

 

しかしながら、編集・校閲等の時間を考えれば

各予想家が印を提出する締め切り時間は恐らく枠順発表前。

すなわち、枠順の影響をほぼ考えずにつけた印がそこにはあります。

※一部、枠順発表後に予想し直すこともあると思いますが。

 

つまり何が言いたいかというと、

枠順や当日の馬場傾向が考慮されていない予想=信用できない

ということです。

 

もちろん、馬場については先週までの結果を踏まえて

ある程度予想や推測ができるかもしれません。

それでも肝心要の枠順の影響があまり含まれていないとなるとどうでしょう?

 

もちろん、プロの予想家や記者の打つ印だから軽視しろとは言いません。

むしろ、そんな状況でソコソコ当てる彼らは凄いと思います。

しかし、どんな時も100%信じていいかと言われたら、

それは違うと僕は感じるのです。

印を打つ背景にあるもの

次に印の背景にあるものを考えていきます。

普通に考えればもちろん「強い馬から重い印を打つ」の常識でしょう。

しかし、競馬新聞には”会社の売上”という裏のテーマもあります。

つまり「誰に対して」「何のために」に印をつけるのか?ということ。

 

僕は心理学も勉強していたのであくまで個人的な推論にもなりますが

実は読者に「なるほどな」「やっぱりそう思うか」という想い

すなわち”共感”してもらうことも大切な仕事だと思います。

 

なぜならば、多くの人が共感しれくれそうな

”それっぽい馬”に本命や重い印を打つことで沢山の人が共感してくれ

またこの新聞を買ってみようかな」という想いにさせることができるから。

 

何と言っても人間は感情の生き物です。

自分の好きな馬に本命がついていたり、コラムでいい話が書いてあれば共感します。

「コイツは俺と感性が似ているな」と思えばその記者のファンにもなります。

 

だからこそ、印や特集される馬にも実は思わぬ意図があって

純粋に来ると思った馬ばかりを本命にする訳ではない!と個人的には考えています。

予想家の心理と役割

次に印をつける各予想家の心理も考えていきます。

各記者はもちろん本気で予想していますし、いい結果を出して

ファンの信頼を得たい、または一面で記事を発表したいと思っているでしょう。

また「人気はないけどこの馬に本命を打ちたい」と思うこともあるでしょう。

 

しかし、人気薄を本命にして来ないと「担当から外されるかもしれない」という想いや

ファンや上司からの信頼がなくなるかもしれない」といった

様々な不安が思い切った印を打つことを邪魔させます。

だから、時には心とは裏腹の予想にもなりがちです。

 

また競馬新聞の中には「本命党」や「穴党」など個性豊かな記者がたくさんいます。

これはもちろん魅力のひとつなのですが、

裏を返せばこうすることで紙面の中で誰かが当たる確率が高くなります。

 

また「本命党VS穴党」といった具合で競っている感も出て、

ある意味で良い演出ができているとも言えるのです。

だからこそ、競馬新聞に惑わされ過ぎてはいけないと言えます。

有効活用するには?

では、そんな競馬新聞はどうすれば上手く利用できるか。

それは・・・

「信じる情報と信じない情報を決めておく」

ということです。

 

例えば「A新聞の調教欄は信用できる」とか

「B新聞の〇〇記者のコメントは信頼できるので参考にする」といったように

自分の中で線引きというかルールを作っておくこと。

 

そうすることで、あれこれと影響されることなく予想ができます。

信じると決めた情報以外は、自分と考えが違っても無視すればいい。

これを実践すれば、各予想家の印やコメントに影響されることもありません。

そもそも論

冒頭で書いたように新聞紙上の予想は枠順発表前に行われたものがほとんど。

ならば、自分と違っても恐れることはない。

競馬新聞の印や予想は当たらなくて当然だと思えばいいのです。

だいたい各新聞で何十名という記者がいてそれぞれの印が乗っている。

それは誰かしら当たるに決まっているでしょう(笑)

だから、僕らが競馬新聞に影響される必要はないのです。

印よりオッズで

気にするなら、むしろ印よりオッズです。

なんだかんだいって

全レースの90%で1~3番人気のどれかは3着以内には来ている

という事実は凄いものがあります。

 

「世間の人気なんてあてにならん」という声もありますが

いやいや、みんないい勘してるじゃん!と僕は思います(笑)

まとめ

以上、今回は「競馬新聞の印に惑わされないマインド」

について書いてきました。

こう考えると記者の予想にそこまで影響される必要はないと思いませんか?

 

だいたい競馬で勝っているひとは全体の約3%という事実(都市伝説?)。

そう考えたら記者のほとんどもマイナス収支のはずです。

自分が自信を持って予想したものなら、

迷いなく自分の力を信じて馬券を買っていきましょう(^_-)-☆

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