人気別の勝率と連対率&複勝率について

どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。

前回は各馬券種の平均配当と的中率

について解説しましたが、

 

今回は人気別の

勝率・連対率・複勝率について

見ていきたいと思います。

 

馬券を的中率で見た時に、

各人気の好走確率を知っていることは

非常に大きなアドバンテージになります。

 

ぜひ人気別の勝率や連対率を理解して

馬券購入の武器にしていきましょう!

勝率とは

文字通り”勝つ確率”です。

選別せずに無作為に買い続けた時

何%勝つ確率があるのか?

 

これは単勝馬券を買う方にとっては

非常に大切な要素になります。

 

例えば1番人気の勝率は約32%。

これは黙って1番人気を買い続けると

確率上は10回中3回は当たる計算です。

 

しかしこれは選別せずに買い続けた時の話。

 

もしこの中から危ない1番人気を避けて

自分が自信のある馬に絞って買っていけば

もっと確率は上がるかもしれません。

連対率とは

1着か2着になる確率のことです。

言い換えれば、

2着以内に来る確率のことですね。

 

選んだ2頭が2着までに来ないといけない

馬連などの馬券を買う際は、

この数値を重視しないといけません。

複勝率(3着内率)とは

該当馬が3着までに来る確率のこと。

通常、複勝率といえば3着以内に来る確率と

して理解される場合が多いですが、

 

厳密にいうと複勝が3着まで的中なのは

8頭立て以上のレースだけであって、

7頭立て以下の場合は1~2着馬のみ。

 

よって複勝率=3着内率とするのは正確ではなく

3着以内に来る確率を正しく表現しているのは

3着内率という言葉になります。

※ただし当記事ではわかりやすさを重視して今回は「複勝率」という表現で統一します。

人気別の成績

ここからは人気別の成績を見ていきます。

なお、文中の数値はあくまで参考です。

 

この手のデータは集計期間や抽出条件によって

多少数値が変わってくることは多々あるので

あくまで目安としてご覧ください(^^)

1番人気

勝率:31.9%

連対率:50.8%

複勝率:63.8%

 

どの人気より数値が優秀なのは当然ですが

連対率と複勝率が特に素晴らしい。

 

2回に1回は連対していると同時に

10回中6回は3着以内に来ているという事実。

1番人気には敬意を払わないといけません。

2番人気

勝率:18.7%

連対率:36.9%

複勝率:51.0%

 

1番人気よりは下がるものの、

それでも十分に優秀な数字です。

 

特に複勝率51%ということは、

2回に1回は3着以内に来ている計算。

これも重視しないといけません。

3番人気

勝率:13.0%

連対率:27.5%

複勝率:40.8%

 

上位2頭に比べると物足りないものの

複勝率40%超えは立派な数字。

3連系の軸にするならこのあたりまででしょう。

4番人気

勝率:9.3%

連対率:20.6%

複勝率:32.7%

 

4番人気って単勝も結構来ている印象ですが

実は勝率10%前後なんです。

あまり過信すると良くないかも!?

5番人気

勝率:7.3%

連対率:16.3%

複勝率:26.5%

 

このあたりから勝率・連対率ともに

だんだん低くなってきます。

買うときは冷静に見極めたいですね。

6番人気以下について

人気 勝率 連対率 3着内率
6番人気 5.4% 12.7% 21.6%
7番人気 4.0% 9.6% 16.8%
8番人気 3.1% 7.4% 13.5%
9番人気 2.1% 5.8% 10.7%
10番人気 1.4% 4.3% 8.2%
11番人気 1.2% 3.4% 6.3%
12番人気 1.0% 2.2% 4.6%
13番人気 0.6% 1.7% 3.4%
14番人気 0.4% 1.2% 2.5%
15番人気 0.3% 1.0% 1.9%
16番人気 0.1% 0.5% 1.4%
17番人気 0.1% 0.4% 0.8%
18番人気 0.1% 0.1% 0.5%

見てもらうとわかる通り、

10番人気以下は3着内率が10%以下です。

 

すなわち確率上は、

10回買っても1回も3着以内に来ない

確率の方が高いという計算になります。

 

もちろん精査して選別していけば

多少数値は良くなると思いますが、

人気薄を軸にすべきでない理由がわかりますね。

まとめ

あくまで確率論ではありますが、

確率10%切りをボーダーラインとして考えた場合、

 

単勝なら3番人気まで しか買わない

連対圏なら6番人気まで しか買わない

複勝圏なら9番人気まで しか買わない

 

というのもひとつの方法です。

 

もちろん人気薄が激走することもあります。

超大穴を買いたい時もあると思います。

 

しかし、もし買おうか迷っている時は、

10番人気以下の馬は買わないと決めるのも立派な戦術

 

なんといっても

勝率が2%以下で、連対率が5%以下、複勝率も9%以下ですから。

 

もしも来てしまったら、

アクシデントだと思って割り切るのもありかもしれません。

 

といいながら穴好きの僕は、

平気で10番人気を買ったりするんですけどね(笑)

 

とはいえデータを知り無駄な馬券を省く。

穴馬は結局のところあまり来ない。

 

そんなことをデータを元に理解できれば

あなたの馬券力は一段と高くなると思います。

 

ぜひ今日の内容をもとに、

効率的に馬券を買ってみてくださいね!

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