競馬予想における印のつけ方と馬券種の選び方

どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。

 

今回は久々に初心者向けの内容となります。

その名もなんと、

「印のつけ方」です。

 

あ、知ってるからいいや。。

と思ったそこのあなた!

ちょっと待ってください(笑)

 

普段当たり前にやっていることなので

え??と思うかもしれませんが、

意外にちゃんと解説している人はいません。

 

記事の後半には馬券種の選び方に

ついても触れていきますので、

ぜひ最後まで読んでみてください!

競馬新聞を見ると・・

どこの新聞を見ても馬柱(うまばしら)

と呼ばれる馬のデータの上の方に、

◎とか〇の印が必ず書かれています。

 

よくも悪くも僕らはこの印に影響され

買うべき馬を軽視してしまったり、

逆に印にダマされ無駄な馬券を買ったり、、

とにかくこの競馬新聞に書かれている印は

競馬新聞の記者たちがつけているものです。

 

「競馬新聞の記者」と一括りにしましたが

実際にはトレセンで取材をする記者や、

社内でデータを分析して予想を考える人など

 

たくさんの予想スタイルがあって、

それぞれの信条に従い決断を下していき

最終的な印をつけています。

 

つまり、結局は予想家たちが

”好き勝手に考えて”出した最終結論であり

それが絶対ではないのです。

 

ましてや、金曜朝の枠順確定から

各新聞の出稿締切までの時間を考えれば

完璧な印を打つことなどまず不可能。

 

このあたりの見解については過去記事

競馬新聞の印に影響されないマインドの作り方

で解説しているのでよかったらご覧ください。

 

とはいえ、僕ら一般の競馬ファンと違い、

競馬予想を仕事として毎日作業をしている

彼らの予想もある程度尊重しないといけません。

 

だからこそ、全てを信じろとも言わないし

全部無視しろ!とも言えません。

特に初心者の方にとっては

最初のうちは予想家の印こそ

頼りになるモノかもしれません。

 

しかしながら結局は他人の予想。

印の通りに買って来なかった時は後悔するし

無視して来られた時も悔しくなります。

 

だからとりあえず僕の中では、

最終的な目標地点は競馬新聞の予想印に

全く影響されずに自分の予想を貫くこと

 

こうなることを前提に考えていきたいと思います。

それぞれの印の意味

ということで実際に印を自分でつけていく

過程を考えてみたいと思いますが、

ひとまず各印の意味をおさらいしておきます。

◎(本命)

そのレースで最も強いと思う馬。

信頼性の高い馬という意味です。

馬券の軸とも言いますね。

 

本命にした馬の3着内率や

連対率がどれくらいあるかによって

予想家の評価が決まることもあります。

〇(対抗)

本命の次に有力視している馬。

本命を負かす可能性のある

筆頭的存在と言えるでしょう。

 

1着まで突き抜けるかはわからないが

2~3着なら来る可能性が極めて高い

という判断基準で決める人もいます。

▲(単穴)

本命と対抗が崩れるような波乱になった時

1着になる可能性がある馬という見方をします。

単純に3番手評価と考えてもいいです。

 

「ムラ駆けで安定しないけど上手くハマれば

1着の可能性まである馬」という一発の魅力を

秘めている馬を指名することもあります。

△(連下)

1着の可能性はほぼほぼないけど

2~3着ならもしかしたら・・・

という感じの馬につけます。

 

実質上の4番手評価となりますが、

△は複数頭につけることも一般的です。

☆(注意)

普通に考えたら1着はないと思うけど

上位陣が崩れて上手く展開がハマれば

馬券圏内にくるかもしれない・・・

そんな馬につけることが多いです。

競馬新聞によっては”注”とかダブル△

みたいな表現をする所もあります。

印のつけ方

今話してきたように印の定義は

人によって分かれることもありますし

絶対的なルールはありません。

 

ただし目安として◎→〇→▲と

だんだん印が薄くなるにつれて

期待度が低くなるイメージです。

 

だからこそ◎は自分が一番強いと思う馬

または3着以内に来る確率が最も高いと思う馬

そんな視点で選ぶのが良いでしょう。

 

僕の場合で言うと◎は勝ち切る可能性もあって

不利がなければ一番強いと思われる馬。

3着以内に来る確率が高い馬につけます。

 

〇や▲はハマれば1着もありうるが、

基本は2~3着までと考えられる馬。

 

それ以下は、あくまで「連下」という名の通り

来たとしても2~3着のイメージで印をつけ

あくまで「相手の1頭」という位置づけです。

印を基にした買い方

これらの印をつけた上で買い方の一例を示すなら

以下のような感じでしょうか。

 

馬連

◎→〇▲△☆

◎を軸として、〇以下の馬たちへ流します。

 

3連複や3連単

◎〇→▲△☆

◎▲→〇△☆

◎の1頭軸でもいいし〇や▲との2頭軸もありです。

 

このあたりは別記事で詳しく解説しているので

以下の記事を参考にしてください。

3連複の買い方と攻略法~フォーメーション最強説~

3連単の買い方と攻略法~フォーメーションのコスパが高い!

馬券種選びに活かす

印をつけていると

「このレースは軸がいないなぁ」とか

「このレースは相手がさっぱりわからん」

といったように、

レースの質が見えてくるようになります。

 

もしも「これは!」と思える馬が

1頭しか出てこないのであれば単勝

 

逆に信頼できる軸が選びきれずに

相手だけスムーズに候補が出てきたなら

そのレースはBOX買いするという手もあります。

 

このように印をつける過程の中で

そのレースの波乱度が見えてきて、

馬券種選びに活かすこともできるのです。

まとめ

印をつけると該当レースの整理ができます。

 

軸不在のレースなのか

伏兵が多いレースなのか

人気上位で堅そうなレースなのか

 

実際に作業をすることでレースの質が見えますし

馬券種選びに役立つことは間違いありません。

 

ぜひ競馬新聞の印にダマされず、

あなたなりの印をつけてみてくださいね!

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