どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。
いよいよ秋のG1シリーズも開幕。
絶好の競馬シーズンとなりましたね!
競馬場への入場もついに解禁されて、
あとはコロナの完全収束を待つばかり。
一刻も早く以前の賑わいを取り戻せたらいいですね!
ということで今回は。久々に競馬理論として
「的中率と回収率」のお話をしていきます。
ベテランなら一度は聞いたことがあると思いますが
ビギナーの方は初耳という方もいるはず。
そこで今回は、”どこよりも優しくわかりやすく”をモットーに
回収率と的中率の関係を紐解いていきます。
的中率とは?
まず、はじめに的中率に関してです。
これは説明するまでもないかもしれませんが、
”平均的に何回に一回当たるのか”
ということを確率で表したもの。
10レース買って5レース当たるなら50%
10レース買って3レースなら30%ですね。
ちなみに100円買いでも1000円買いでも
同じ1レースとしてカウントしていいのですが
買い目数は統一しておいた方がいいですね。
そうしないと1レースごとの的中のしやすさ
言い換えれば平等性がなくなってしまいます。
たとえば、馬連や3連複で流し馬券を買う時
1点買いより多点買いの方が的中確率が上がりますよね?

したがって、厳密に的中率を計算するのならば
1レースごとの買い目数は統一しておきましょう。
できれば馬券種も同じ方がいいですね。
回収率とは?
こちらは文字通りどれくらい回収できたか?
言い換えれば、
総投資金額に対して当たった金額はいくらか?
ということになります。
たとえば10R買って総投資が10000円のとき
当たった合計金額が15000円ならば、
回収率150%ということになります。
計算方式は単純で
的中金額÷投資金額
という感じになります。
今回の例だと
15000÷10000=1.5(確率の場合×100をするので150%)
という計算結果になります。
現実にいうと
回収率150%の馬券術というのは実に優秀で
こんな成績の人がいたら尊敬します。

だって10万円投資すれば
平均的に15万円にしてくれるわけですからね。
自分が下手だったとしても
周りにこんな人がいたら任せてみたいもんです(笑)
なぜ理解する必要があるのか?
的中率と回収率の意味はわかった。
でも、なんで知る必要があるの??
そんな声が聞こえてきそうですね。
この問いに対する答えはいくつかありますが
代表的な答えをひとつ言うのであれば、
軍資金額と設定と最適な分配
に役立つからです。
たとえば、
的中率30%で回収率120%だったすれば
確率上は10回中7回外れるけど、
結果的に20%は稼げる訳ですね。
だとすれば、
軍資金が10000円だった場合、
1レース1000円ずつ買えば10レース買えて
そのうち3レースは当たるはず。
そして結果的に12000円になっているはず!
という計算ができるわけです。

こうすれば自分にとっての適正な軍資金もわかるし
それをどうやって分配すべきか?
1レースあたりの投資金額はいくらにすべきか?
ということが理解できるんですね。
また、的中率がわかっていれば、
連敗していても不安になることはありません。
なぜならば、
「○回中○回は当たる」というデータがあるので
長期間でみれば必ず当たる時が来る!
と頭の中で理解できるからです。
これならば「この買い方でいいのかな?」
と不安になって考えがブレることもありません。
連敗する確率も計算できる!
ちなみに的中率を理解することで
自分の連敗確率も知ることができます。
たとえば的中率30%の人であれば、
外れる確率は残りの70%ですね。
ということはこの70%を掛け算していけば
その人が連敗する確率が出せるんです。
仮に的中率30%の人が5連敗する確率は
0.7×0.7×0.7×0.7×0.7=0.168・・・
ということで約16.8%になります。
従って的中率30%の人であれば
5連敗する確率はかなり低いと言えるでしょう。
こうして自分が連敗する確率を出すことで
最適な資金分配の方法がわかります。
先の計算方法に従って
的中率30%の人が4連敗する確率を出すと約24%。
つまり10000円の軍資金があっても、
1レースの投資額を2500円にして
資金を4等分にして馬券購入をすると、
4回に1回は回収できることなく資金がショートしてしまう!
というシミュレーションができるんです。

まとめ
今回は的中率と回収率の関係を見てきました。
目の前の知識や情報に踊らされるのではなく
”なぜそれが重要なのか?”
ということを理解できると世界が変わります。
ぜひ本日の内容を参考にして、
「計算高い男(女)」を目指して下さいね(^_^)
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