今さら聞けない競馬予想の方法とコツについて

どうも 競馬ナビゲーターの北澤です。

突然ですが競馬予想って人生みたいだと思いませんか?

 

唯一無二の正解なんてどこにもない。

シンプルなようで複雑なことも多い。

それでも毎回毎回悩みながら自分なりに考える。

思い通りに行かなくても決して歩みは止めない。。

 

そんな答えのない道のりでありながら

誰もが最高の方法を模索し続ける。

 

こんな風に書くと少し大げさかもしれませんが

競馬予想ってそれくらい奥深いものだと思います。

 

ということで、

今回は競馬予想の基本を改めて考えます。

 

予想を始めたてで迷っている初心者はもちろん

5年以上やっているベテランファンの方でも

視点を増やす意味で面白い内容かと思いますので

ぜひ最後までご覧になって下さい!

どの予想ファクターを使うか

まず最初に問題となるのが数ある予想ファクターの中から

どれを選んで(重視して)いけばいいのか?ということ。

 

予想ファクターに関しては色々なものがありますが

まず予想ファクターの種類から知りたい方は

過去に書いた「予想ファクターの種類と組み合わせ方

という記事を最初に読んでみてください。

能力比較・展開・枠順・血統・調教・パドック・・・

パッと思いつくだけでもこれだけあって、

とても全要素を踏まえて予想することなど困難です。

 

そこで今回は僕が普段重視している予想ファクターを中心に

基本的な予想方法を書いていきたいと思います。

レース傾向分析編

僕の場合はYouTubeで月曜にメインレースの傾向分析編、金曜に本予想編をUPしています。

 

9~11Rに組まれることが多い特別戦は

過去に同条件で施行されていることも多く、

歴史を知ることで傾向が把握できます。

 

ちなみに過去レースのデータを調べるには

”競馬ラボ”というサイトが非常にわかりやすいです。

無料で利用できるのでぜひ活用してみてください。

 

それでは、早速予想手順について解説していきます。

まずは傾向分析の手法から。

①人気傾向

そのレースは人気馬が強いのか?

穴馬の激走が多いのか?

過去の優勝馬の人気を調べます。

あくまで参考程度ではありますが、

上位入線馬の人気帯を知ることで、

そのレースの波乱度を理解しておきます。

②展開傾向

次に展開傾向を調べます。

逃げ切りが多いレースなのか?

差し切りが多いレースなのか?

 

過去のレースで上位に来た馬の脚質を見れば

そのレースで好走しやすいタイプがわかります。

 

また同じレースの場合、

意外と道中のペースや展開も似てきます。

歴史は繰り返す”というやつですね。

 

おおまかに展開傾向を理解しましょう。

③枠順

続いて上位に来ている馬の枠順を見ます。

レースとしての傾向も大切ですが、

そのレースが行われるコース自体に

強いクセが出る場合もなかにはあります。

そもそも内枠外枠どちらが有利なコースか?

あらかじめしっかりと押さえておきましょう。

④ステップ

次にローテーション。

前走でどんなレースを使っている馬が相性良いかを確認します。

 

オープンや重賞競走(G1~G3)ともなれば

前走別の成績もはっきり傾向が出てきます。

 

前走でどんなレースを使ってきた馬が

結果を出しているのかを理解しましょう。

血統

傾向分析のラストは血統です。

ここは非常に面白い部分で、はっきり特徴が出ているレースと

血統傾向がほとんどない不明確なレースが存在します。

 

傾向がないレースなら血統を気にしなくて良いですが

中には過去10年の勝ち馬の父親を見たときに、

「サンデーサイレンス系しか来てない」というレースもあります。

このあたりはレースによってハッキリ分かれるので

ぜひ過去10年の成績をチェックしましょう!

本予想編

続いて本予想編です。

枠順発表までに「傾向分析編」の手法で下調べをしたら

いよいよ下記の手法で最終予想をします。

実績比較

単純に能力を比較します。

・現級で馬券圏内(1着~3着)に来たことはあるか?

・現級で最も健闘した時は何着だったか?

・着順は悪くても着差(○秒差)はどうか?

 

もろもろの観点から能力を評価していきます。

 

ちなみに僕の場合は現級(今回走るクラス)で過去に

”1着から0.5秒差以内でゴールした経験があるか”

というのをひとつの指標にしています。

 

このあたりは経験を積みながら、

あなた独自の”ボーダーライン”を作ってみてください。

展開予測

次に展開を予測します。

 

逃げるのは○番で、先行集団は○番と○番あたり・・・

意外と先行馬が少ないので差し馬には不利かも・・・

 

といった具合でおおまかにレース展開を推理します。

 

慣れるまで頭の中だけで想像するのは大変なので

紙に書きだしてみるのもいいと思います。

僕の動画では上図のように分けていますが、

まずは「逃げ・先行・差し・追込」の4つに分けて

出走馬をどれかに分類してみましょう。

枠順考慮

続いて枠順による有利不利を考えます。

 

距離ロスを考えれば通常は内枠が有利ですが

なかには中山ダート1200mのように、

圧倒的に外枠が有利なコースもあります。

 

また芝の場合は開催が進むにつれて

内側が傷んでだんだんと外が有利になることも。

 

このあたりの変化も考慮に入れつつ、

枠の影響を予想に入れていきましょう。

血統適性

次に血統をみていきます。

傾向分析編である程度見ているのですが

ここでは「今週の競馬でよく来ている血統」

をチェックしていきます。

例えばあなたが買おうと思っているレースが

日曜の中山芝のレースだったとしたら、

前日土曜の中山芝で頻繁に上位に来ていた血統

をよくチェックしてみましょう!

 

過去の歴史に加えて直近の傾向を知ることで

より緻密な分析に繋がります。

馬場適性

最後に馬場適性を考慮します。

芝向きかダート向きかの判断は当然として

 

時計の速い決着向きか、遅い決着向きか?

軽い馬場と重い馬場どちらが良いのか?

 

このあたりも馬の個性と現状の馬場状態を見つつ

最終判断を下していきます。

 

馬場傾向の判断方法について興味のある方は

馬場傾向と枠順傾向の分析方法~穴馬の激走を見抜くには~

の記事をぜひご覧になってください。

まとめ

以上、今回は競馬予想の基本について書いてきました。

これはあくまで僕の分析手法なので絶対的なものではありません。

 

実際には調教やパドックを重視する人もいるし

騎手や厩舎など「人」に注目する人もいます。

 

だから競馬予想には正解がない。

あくまで個人の自由なんです。

 

しかし限られた時間のなかで効率的に予想しようとした時

僕は今日話してきた方法に辿り着きました。

 

まだご自身の予想スタイルが決まっていない方や

何か改革したいと思っている方は

ぜひ本日の内容を参考にしてもらえたらと思います。

ではまた!

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