どうも 競馬ナビゲーターの北澤です。
突然ですが競馬予想って人生みたいだと思いませんか?
唯一無二の正解なんてどこにもない。
シンプルなようで複雑なことも多い。
それでも毎回毎回悩みながら自分なりに考える。
思い通りに行かなくても決して歩みは止めない。。
そんな答えのない道のりでありながら
誰もが最高の方法を模索し続ける。
こんな風に書くと少し大げさかもしれませんが
競馬予想ってそれくらい奥深いものだと思います。
ということで、
今回は競馬予想の基本を改めて考えます。
予想を始めたてで迷っている初心者はもちろん
5年以上やっているベテランファンの方でも
視点を増やす意味で面白い内容かと思いますので
ぜひ最後までご覧になって下さい!
Contents
どの予想ファクターを使うか
まず最初に問題となるのが数ある予想ファクターの中から
どれを選んで(重視して)いけばいいのか?ということ。
予想ファクターに関しては色々なものがありますが
まず予想ファクターの種類から知りたい方は
過去に書いた「予想ファクターの種類と組み合わせ方」
という記事を最初に読んでみてください。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/06/photo0000-4220.jpg)
能力比較・展開・枠順・血統・調教・パドック・・・
パッと思いつくだけでもこれだけあって、
とても全要素を踏まえて予想することなど困難です。
そこで今回は僕が普段重視している予想ファクターを中心に
基本的な予想方法を書いていきたいと思います。
レース傾向分析編
僕の場合はYouTubeで月曜にメインレースの傾向分析編、金曜に本予想編をUPしています。
9~11Rに組まれることが多い特別戦は
過去に同条件で施行されていることも多く、
歴史を知ることで傾向が把握できます。
ちなみに過去レースのデータを調べるには
”競馬ラボ”というサイトが非常にわかりやすいです。
無料で利用できるのでぜひ活用してみてください。
それでは、早速予想手順について解説していきます。
まずは傾向分析の手法から。
①人気傾向
そのレースは人気馬が強いのか?
穴馬の激走が多いのか?
過去の優勝馬の人気を調べます。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/BIS151026213913_TP_V4-300x200.jpg)
あくまで参考程度ではありますが、
上位入線馬の人気帯を知ることで、
そのレースの波乱度を理解しておきます。
②展開傾向
次に展開傾向を調べます。
逃げ切りが多いレースなのか?
差し切りが多いレースなのか?
過去のレースで上位に来た馬の脚質を見れば
そのレースで好走しやすいタイプがわかります。
また同じレースの場合、
意外と道中のペースや展開も似てきます。
”歴史は繰り返す”というやつですね。
おおまかに展開傾向を理解しましょう。
③枠順
続いて上位に来ている馬の枠順を見ます。
レースとしての傾向も大切ですが、
そのレースが行われるコース自体に
強いクセが出る場合もなかにはあります。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/q_img_10_01-300x136.jpg)
そもそも内枠外枠どちらが有利なコースか?
あらかじめしっかりと押さえておきましょう。
④ステップ
次にローテーション。
前走でどんなレースを使っている馬が相性良いかを確認します。
オープンや重賞競走(G1~G3)ともなれば
前走別の成績もはっきり傾向が出てきます。
前走でどんなレースを使ってきた馬が
結果を出しているのかを理解しましょう。
血統
傾向分析のラストは血統です。
ここは非常に面白い部分で、はっきり特徴が出ているレースと
血統傾向がほとんどない不明確なレースが存在します。
傾向がないレースなら血統を気にしなくて良いですが
中には過去10年の勝ち馬の父親を見たときに、
「サンデーサイレンス系しか来てない」というレースもあります。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/04/precious-people-86266_1280-300x200.jpg)
このあたりはレースによってハッキリ分かれるので
ぜひ過去10年の成績をチェックしましょう!
本予想編
続いて本予想編です。
枠順発表までに「傾向分析編」の手法で下調べをしたら
いよいよ下記の手法で最終予想をします。
実績比較
単純に能力を比較します。
・現級で馬券圏内(1着~3着)に来たことはあるか?
・現級で最も健闘した時は何着だったか?
・着順は悪くても着差(○秒差)はどうか?
もろもろの観点から能力を評価していきます。
ちなみに僕の場合は現級(今回走るクラス)で過去に
”1着から0.5秒差以内でゴールした経験があるか”
というのをひとつの指標にしています。
このあたりは経験を積みながら、
あなた独自の”ボーダーライン”を作ってみてください。
展開予測
次に展開を予測します。
逃げるのは○番で、先行集団は○番と○番あたり・・・
意外と先行馬が少ないので差し馬には不利かも・・・
といった具合でおおまかにレース展開を推理します。
慣れるまで頭の中だけで想像するのは大変なので
紙に書きだしてみるのもいいと思います。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/予想編-300x169.jpg)
僕の動画では上図のように分けていますが、
まずは「逃げ・先行・差し・追込」の4つに分けて
出走馬をどれかに分類してみましょう。
枠順考慮
続いて枠順による有利不利を考えます。
距離ロスを考えれば通常は内枠が有利ですが
なかには中山ダート1200mのように、
圧倒的に外枠が有利なコースもあります。
また芝の場合は開催が進むにつれて
内側が傷んでだんだんと外が有利になることも。
このあたりの変化も考慮に入れつつ、
枠の影響を予想に入れていきましょう。
血統適性
次に血統をみていきます。
傾向分析編である程度見ているのですが
ここでは「今週の競馬でよく来ている血統」
をチェックしていきます。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/photo0000-1552-1.jpg)
例えばあなたが買おうと思っているレースが
日曜の中山芝のレースだったとしたら、
前日土曜の中山芝で頻繁に上位に来ていた血統
をよくチェックしてみましょう!
過去の歴史に加えて直近の傾向を知ることで
より緻密な分析に繋がります。
馬場適性
最後に馬場適性を考慮します。
芝向きかダート向きかの判断は当然として
時計の速い決着向きか、遅い決着向きか?
軽い馬場と重い馬場どちらが良いのか?
このあたりも馬の個性と現状の馬場状態を見つつ
最終判断を下していきます。
馬場傾向の判断方法について興味のある方は
の記事をぜひご覧になってください。
まとめ
以上、今回は競馬予想の基本について書いてきました。
これはあくまで僕の分析手法なので絶対的なものではありません。
実際には調教やパドックを重視する人もいるし
騎手や厩舎など「人」に注目する人もいます。
だから競馬予想には正解がない。
あくまで個人の自由なんです。
しかし限られた時間のなかで効率的に予想しようとした時
僕は今日話してきた方法に辿り着きました。
まだご自身の予想スタイルが決まっていない方や
何か改革したいと思っている方は
ぜひ本日の内容を参考にしてもらえたらと思います。
ではまた!
コメントを残す