どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。
今回は知識的なお話ですが、
馬券種別的中確率と平均配当について書きます。
各馬券種がどれほど難しいのか?
そして平均配当はどれくらいなのか?
参考になるかと思いますのでぜひご覧ください。
平均値とは
本題である馬券種ごとの詳細の前に
平均値と中央値の考え方について
念のため確認しておきたいと思います。
まず平均値ですがこれは昔学校で習った通り
何個かある数字の”平均”を出したものですね。
たとえば、
100・200・300・400・500という5個の数字があった時
これら5つの値の平均値を出したい場合は、
(100+200+300+400+500)÷5
=300 となるわけです。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/BIS151026213913_TP_V4-300x200.jpg)
これは難しい理屈ではなく、
算数を学んだことがある人なら
誰でも出せる数式ですね。
だから3連複や3連単など大きい配当がある
馬券種ではどうしても高配当に引っ張られ
平均を出すと大きな値になってしまいます。
たとえば5レースの3連複配当が
1000円・3200円・1800円・28000円・2400円
だったとき
平均を取ると7280円になってしまいますが
28000円のレースを抜いて残り4レース平均だと2100円。
28000円は例外的なものだから
計算にはいれない方がいいかなー
という感じで、
計算しなくても何となく
本当は2000円前後が平均かな?
と直感的に感じる部分もあるでしょう。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/05/ookawaGFVL9624_TP_V4-300x200.jpg)
だから各馬券種の平均配当を見たときに
どうも現実味がない腑に落ちない感があるのは
この平均値の出し方に原因があります。
特に3連複や3連単に関しては、
「そんな高くねーよ」という想いを
誰もが抱いたことがあるでしょう(笑)
中央値とは
これに対して中央値とは
数字を大きさ順に並べてちょうど真ん中にある値
を抜き出したものになります。
たとえば、先ほどの例でいうと
1000円・3200円・1800円・28000円・2400円
これを小さい順に並べ替えると
1000円・1800円・2400円・3200円・28000円
となって中央値の答えとしては
2400円となります。
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/06/image00000458-00-300x194.jpg)
このやり方も完全に正確という訳ではないですが、
少なくても平均値よりは現実的ですよね(^^)
単勝
ここからは馬券種別の値を紹介します。
これらの数値は条件や抽出期間によって
大きく変わる場合がありますので、
あくまで参考値としてご覧ください。
まずは単勝からです。
平均配当:1050円前後
中央値:490円前後
総買い目数(16頭立て時):16通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):6.25%
複勝
平均配当:360円前後
中央値:210円前後
総買い目数(16頭立て時):16通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):18.75%
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/06/photo0000-4220.jpg)
枠連
平均配当:2000円前後
中央値:850円前後
総買い目数(16頭立て時):36通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):2.78%
馬連
平均配当:6000円前後
中央値:2000円前後
総買い目数(16頭立て時):120通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):0.83%
馬単
平均配当:12000円前後
中央値:3700円前後
総買い目数(16頭立て時):240通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):0.42%
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/06/photo0000-4251.jpg)
ワイド
平均配当:2000円前後
中央値:700円前後
総買い目数(16頭立て時):120通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):2.50%
3連複
平均配当:24000円前後
中央値:5300円前後
総買い目数(16頭立て時):560通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):0.18%
3連単
平均配当:155000円前後
中央値:30000円前後
総買い目数(16頭立て時):3360通り
1点買い時の的中確率(16頭立て時):0.03%
![](http://keiba-navigater.com/wp-content/uploads/2020/06/photo0000-4232.jpg)
まとめ
このように見ると平均値と中央値の違いが
よくわかると思います。
だから例えば馬連なんて
平均配当は約6000円になってますが
実際のところ中央値は2000円前後。
だから60通り以内の買い目なら
プラスになる計算!なんて考えてたら
とても痛い目にあうわけです(笑)
今日の内容は馬券術とは違いますが、
知っておいて損はない知識です。
ぜひ馬券を買う際の前提条件として
的中率や回収率を考える際の参考として
覚えておいてくださいね(^_-)-☆
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