初心者が最初に知るべき競馬新聞の見方と利用方法

どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。

今回は「競馬新聞の見方と利用方法」というテーマで書いていきます。

競馬を始めて間もないファン向けの記事になりますが、

ベテランも「あ、そうだよな」といった感じで読んでもらえたらと思います(^^)

競馬新聞とは

レース予想するための様々な情報が書かれた新聞のこと。

近走の成績が書かれた馬柱(うまばしら)を中心に、

調教欄や関係者コメントなど様々な情報が記載されています。

 

僕ら競馬ファンはこれらの情報を基にレース予想をおこない

買うべきレースや見送るレースを決めて予想をしていきます。

と言いながら、競馬新聞を買ってお酒を飲みながらレースの妄想にふける

そんな時間が何より楽しかったりするんですよね(笑)

さて、そんな競馬新聞ですが大きくわけて二つに分かれますので

それぞれをザックリみていきましょう。

①専門紙

「専門紙」というだけあって情報は膨大です。

特に調教欄や関係者のコメントはスポーツ新聞の比ではありません。

その代わり、値段も500円前後のものがほとんど割高。

 

基本的に土曜レース用が金曜のお昼以降に発売。

日曜レース用は土曜のお昼以降に発売されます。

したがって土日にそれぞれ買うと毎週1000円以上かかる計算。。。

 

調教情報や関係者のコメントを細かく収集したい!

という方には向いていますが、そこにこだわらない人であれば

無理して専門紙を買わなくてもいいかなと個人的には思います。

 

主な専門紙は、競馬エイト・競馬ブック・研究ニュース・優馬・勝馬・日刊競馬など。

②スポーツ新聞

スポーツ新聞の1コーナーとして競馬面が掲載されているとイメージしてください。

すなわち夕刊であれば金曜と土曜、朝刊であれば土曜と日曜

の二日間だけ紙面が増えているイメージです。

専門紙に比べると全体として情報量は負けますが、

調教や関係者コメントにこだわりがなく馬柱だけでよいのなら

十分、スポーツ新聞の競馬面だけでも予想できます。

 

特に、僕が愛用している東京スポーツは全レース馬柱を掲載しているので

全く不便を感じません(もちろん午前のレースは馬柱も少ないですが)。

何より夕刊なので前日に入るのがいいですね(^_-)-☆

 

ちなみに東スポ以外でもほとんど100円台前半のものが多いので、

コスパ重視ならスポーツ新聞がよいかと思われます。

 

競馬面がある主なスポーツ新聞は、

東京スポーツ(大阪スポーツ)、報知スポーツ、日刊スポーツ、デイリースポーツ、サンケイスポーツなど。

具体的な見方

ここからは、具体的な見方をみていきましょう。

初心者の方は、いきなり新聞を渡されても何を見ればいいかわからないですよね。

今日は、「とりあえずここは!」という点を紹介していきます。

馬柱を見る

まず一番に見るべきはここです。

初心者もベテランもまずは馬柱をチェックするのが良いでしょう。

それでは順番に解説していきます(東スポ馬柱を例に利用させて頂きます)

開催日や日付が書かれています。

上の馬柱だと、第3回東京開催4日目、6月11日の意味です。

 

レース名と着順です。下にある1000万とはクラス名

しかし、今はクラスの呼び名が変わりましたので「1勝クラス」や「2勝C」という表記です。

そして右の「3」という数字が着順です。

 

③ダート1400m、1分24秒8で走ったの意味。この欄はわかりやすいですね。

 

負担重量と騎手名が書かれています。ちなみに見本は54㎏ですが、

これは騎手の体重と鞍など諸々の重りを加えた全ての負担重量です。

一番右端の0.2という数字は着差。1着馬から0.2秒差だったの意味。

 

頭数と何番だったか、当日の人気と馬体重が書かれています。

見本だと、16頭立ての⑤番からスタート。

16頭のうち8番人気、馬体重は458㎏だったということです。

 

⑥道中の位置取りと上がり3ハロン(最後の600mのタイム)です。

見本だとスタート後は12番手、3コーナーでは11番手、4コーナーでは10番手。

つまり比較的後ろの位置から、最後よく追い込んで3着だったということです。

 

ちなみにこの馬の上がり3ハロンは36.1秒。

見本のように白抜きになっている場合はメンバー中最速だったという意味です。

※あくまで東スポではそういう表記の仕方をしている。

位置取りが後ろなら脚を溜められる分上がり3Fは速くなりがちですが、

それでも最速を使った馬は能力があると考えることも可能です。

 

ペースと勝ち馬の名前(自分が1着だったら2着馬)が書かれています。

見本だとハイペースでダノンフェイスという馬が勝ったとわかります。

逆にいうと、この3着だった馬は「ハイペースで前にいった馬には厳しいペース中

先行した馬がバテたために後方から追い込めた」とも理解できます。

コース実績と距離実績

続いてチェックしたいのがコースと距離の実績です。

こんな表を新聞で見たことはないでしょうか?

ちなみに数字が横に並んでいる場合は、

左から1着回数・2着回数・3着回数・4着以下の回数。

縦に並んでいる場合は、同様に上から下へ見ていきます。

 

では、ちょっと想像してみて下さい。

もし今回が東京ダート1400mのレースだとしたらこの馬に適性はあると思いますか?

制限時間は15秒・・・・

はい、回答は”アリ”ですね。

距離である1400mの過去実績は1着1回、2着3回、3着2回、4着以下6回。

距離関係なく東京競馬場の成績も「1・3・2・4」と十分です。

 

このように考えていけば陣営が本気で走りに来ているかわかります。

逆にこの馬の場合、今回がもし中山戦なら若干割引が必要かもしれません。

展開予想

最後に展開予想です。

競馬新聞には各馬の所に↓のような欄があることが多いです。

この場合、一番右の欄に矢印があれば逃げ、その左なら先行、その左なら差し、

一番左なら追い込み脚質であることを示しています。

つまり上の例なら、この馬は今回「先行するだろう」という読みで

あそこの欄に矢印がつけられている訳です。

 

しかしこれはあくまで目安の展開予想。

実際は、各馬の前半3F(600m)のタイムやメンバー間の脚質を見て、

どの馬が先行するだろうか」という事を自分で考えるのがベストです。

 

先行馬が多ければ差し馬、逆に逃げ・先行が少なければ人気がなくても

逃げ・先行馬を買ってみるという作戦も展開予想の醍醐味です。

特に、競馬は基本的に前に行く方が有利なことが多い競技。

 

特に穴馬探しのポイントがわかりにくい最初のうちは

前走の通過順が1⃣1⃣1⃣の馬を狙ってみるのも面白いです。

まとめ

今回は、競馬新聞の見方について基本的な内容を話して来ました。

最初のうちは訳がわからなくても、今日の内容を基に読んでいけば

必ず楽しさがわかってくるはずです。

ぜひ、競馬予想に活かしてみてくださいね!

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