どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。
競馬予想において「展開予想」は大切ですよね。
パッと見は力が足りないと思えるような馬でも
展開に恵まれてラク逃げできたことで粘ったり、
逆にハイペースに乗じて差し切りを決めたり・・・
そんな「展開を考えれば買えたのに!」
と思えるレースはいくつもあると思います。
そこで今回は展開予想の基本的な方法について
書いていきたいと思います。
展開予想の方法がわからない方や、
慣れていない方はぜひご覧くださいね(^_-)-☆
展開予想とは
展開予想とはそのレースにおいて
道中の位置取り、すなわち
先頭から最後方までの順番
をおおまかに予測することです。
言い換えれば、
”逃げるのは○番で、その次につけそうなのが△番、
その後ろに▲番と▼番、その次が・・・・
といった具合に先頭から最後方までの隊列を
おおまかに予測して並べていきます。
僕の動画だとこんな感じで表現しています。

これをすることで逃げ馬が多いのか差し馬が多いのか
だいたいの流れがわかります。
それによりスローペースかハイペースか
およそのペース判断が可能となり、
買うべき馬のポイントがわかってきます。
展開予想の仕方
では次に具体的な方法です。
厳密に言えばラップや馬場状態を加味する必要がありますが
今回はなるべくわかりやすく解説したいので
シンプルに説明していきます。
①近走レースでの位置取りを確認する
まずは直近5レースでの位置取り、
道中で何番手につけていたかを確認しましょう。
毎回先頭でレースを進めている馬であれば
今回も逃げる確率が高いです。
反対にいつも後方の位置取りをしている、
特に4コーナーで10番手以下のポジションが多い馬は
今回も後ろからの競馬になる確率が高いです。

②距離や馬場を考慮する
いつも逃げている馬であっても、
今回走る距離が大幅に短くなる場合は、
スムーズに逃げられない可能性が高いです。
なぜなら一般的に長距離戦の方がペースが遅く
短距離戦の方がペースが速くなるからです。
同様の理由で近走で短距離ばかりを使っていた馬が
大幅な距離延長で出走してきた場合は、
いつもより前目のポジションを取れることがあります。
また、本来は前目につけられる馬でも、
前走は道悪だったために後方からの競馬になった
という馬も中にはいます。
良馬場の綺麗な芝であればスピードを出せるという
タイプは前走と打って変わって先行する場合があるので
注意深く近走のレース内容を振り返りましょう!
③騎手の性格を考える
最後に騎手の性格や特徴を考慮します。
騎手は人間ですからどうしてもクセがあります。
先行するのが好きとか、追い込みが好きとか、
個人によって得意な戦法も異なります。

また、逃げ馬が少ない時は思い切って逃げるとか
強気な早め仕掛けや積極騎乗が好きなど、
その騎手独自の性格もあります。
展開予想をする時はこのあたりの
騎手の特徴も考慮に入れるようにしましょう。
ペース判断のポイント
以上が展開予想をする基本的な手順ですが
各馬の位置取りだけでなく全体のペースを
予想することも大切な作業です。
ペース判断の際は下記3点を意識してみて下さい。
①徹底先行型はいるか?
②1番人気の脚質はどうか?
③上位1~5番人気の脚質はどうか?
一見、先行したい馬が多くハイペースになりそうでも
徹底先行型(ハナ主張型)と呼ばれる
「絶対に先手を取りたい馬」がいなければ、
意外にペースが落ち着くこともあります。
反対に逃げ馬は一頭だけでも、
その馬が飛ばすタイプの逃げ馬ならペースが速くなって
先行馬にきつい流れになることもありえます。
また上位人気、特に1番人気の脚質は重要です。
そのレースで一番強いと思われている1番人気の馬が
どのあたりに位置取るのか?
これは他の騎手へも強い影響を与えます。

1番人気を負かして勝つ為に、なるべくマークした
位置取りを取ろうとするのもひとつの心理影響であり、
1番人気が先行馬なら「残らせまい!」意識して前目に、
1番人気が差し馬なら「早めに仕掛けると差されてしまう」と思い
他の馬も意識的に仕掛けや位置取りが後ろになりがちです。
同様の理由で上位1~5番人気馬の脚質も注意すべきです。
しっかりと把握して全体のペースを予想しましょう。
まとめ
以上今回は、展開予想の方法をお伝えしてきました。
もちろん、手順通りにやったからといって、
完璧な展開予測ができるわけではありません。
思いがけない出遅れや想定外のペースにより
予想した展開にならないことも多々あります。
「なぜ前に行かない!?」と叫ぶこともあるでしょう(笑)
それでも展開予想をするとしないのとでは
予想力に大きな違いが出てきます。
長期的な目線で馬券力を上げるためにも、
ぜひ明日からの予想で展開予測を行うことを
おススメします!!
ちなみ前回の記事で紹介した「実績・能力比較」
の方法をまだ読んでない方はコチラからどうぞ!
あわせて読むときっと効果が倍増すると思います(^_-)-☆
ではまた!
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