どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。
前回の記事で予想ファクターの種類について書きましたが
今回からいよいよ各項目を深堀していきます。
予想ファクターは多すぎてわからない!
どれを重視すべきかいつも悩む!
そんな方は今回から始める予想ファクターシリーズを
一通りみて参考にしてもらえたら幸いです(^^)
では、早速いってみましょう。
初回の今回は「実績・能力比較」の方法です!
Contents
実績・能力比較とは
全予想ファクターの中でも僕が一番重視しているのが
この実績・能力のファクターです。
ここでいう実績や能力の比較というのは、
その馬が過去のレースでどういったパフォーマンスを
見せていたかを調べて能力比較をするということ。
たとえば、今回のレースが2勝クラスだった場合
「3走前に同じく2勝クラスで2着に来ている」とか
今回がオープンクラスのレースだったとして
「この馬は前走が重賞レースだから今回は相手関係が楽」
といった具合に過去レースでの成績やキャリアを参考にして
能力評価をする方法です。

この方法は文字通り、
その馬の「実績」を評価する方法なので
客観的に該当馬の能力を判断することができます。
確認する方法も競馬新聞の馬柱を見たり、
インターネット上でデータを確認したりと
低額もしくは無料で確認することができます。
そのため金銭的負担も少ないですし、
最初に取り掛かる予想としてはピッタリです。
そして誰もが比較的簡単に、なおかつ
きちんと数字を根拠に評価できるので
初心者の方にもオススメの方法です。
では次に具体的な分析の手順を書いていきます。
分析手順
分析の方法としては主に二つあります。
どちらを採用しても問題ないのですが、
しっくり来る方を選んでもらえたらと思います。
①着順で評価する
ひとつ目が着順で評価する方法です。
今回走るクラスと同じクラス(以下、「現級」と表現)で
過去にどれだけの好走があったか?
それを着順で評価する方法です。

たとえば、
過去に現級で馬券圏内に来たことがあるか?
というのは重要な指標のひとつです。
馬券圏内とは通常1~3着までを示す言葉ですが、
1着だったら現級を卒業して上のクラスに行きますから
今回は2着や3着のことと理解してください。
過去に現級で2着や3着があるというのは、
それだけ能力がある馬で強い証拠となります。
もちろんレースレベルや展開など確認すべき
項目は確かにありますが、
それを差し引いても「上位に来たことがある」
という事実はやはり評価すべきことです。
また、2~3着には来たことがないけれど
4着や5着(いわゆる掲示板内)なら経験がある
という馬も一定の評価が必要です。

もちろん18頭立てで5着の実績と、
10頭立てで5着の実績とでは重みが違いますが、
ひとつの目安として活用するのであれば問題ないです。
特に競馬を始めて間もないファンであれば、
シンプルに考えられるこの方法はいいかもしれません。
②着差(秒)で評価する
続いては過去に現級のレースで、
1着からどの程度の着差(何秒差で)でゴールした経験
があるかどうかで判断していく方法です。
個人的にもよく使っている方法で
着順での評価より個人的に重視しています。
以下に僕が使っている3つの目安を書きます。
個人的な指標なのであくまで参考程度に考えてくださいね(^^)
①1着から0.2秒差以内で走った経験がある馬
これに該当する馬は単勝候補として評価します。
これだけ接戦歴があるなら今回も1着の可能性が十分ある
僕はそのように評価しています。
②1着から0.5秒差以内で走った経験がある馬
これに該当する馬は連対圏候補として評価します。
1着はわからないけど2着なら十分ありえる馬。
またペースに恵まれるなど展開の後押しがあれば
1着の可能性まで考えられる馬。
そんな評価をしています。
③1着から1.0秒差以内で走った経験がある
この馬は複勝圏内の一頭と評価します。
1着や2着は難しいかもしれないけど、
場合によって3着なら十分あるかもしれない。
1着から1秒差負けというのはなかなか厳しい着差ですが
展開次第でもしかしたら・・そんな評価が妥当です。

レベル差の考慮
以上が簡易的な判断方法となりますが、
「今回のレースよりグレードが高い条件で走っていた実績」
も重要な参考材料になります。
たとえば、ずっと重賞(G1~G3)を使っていた馬が
今回は久しぶりのただのオープン戦に出る場合など
いつものメンバーに比べてレベルが落ちるケース。
こんな時は近走の着順や着差が悪くても、
一変する可能性があります。
該当する馬が出てきた場合は穴馬の一頭として
ヒモ(相手)で買ってもいいかもしれません。
注意点
最後に注意点です。
今話して来た条件を満たす馬がいたとしても、
すぐに買っていい訳ではありません。

なぜならば競馬予想は、
枠順や展開、騎手などいろんな条件を考慮して、
臨機応変に最終判断していくことが大事だからです。
今後の記事で書いていく様々な要素を踏まえつつ、
複合的な視点で判断していきましょう。
まとめ
今回は、実績・能力評価するためのテクニックとして
近走の成績(着順や着差)で判断する方法をお伝えしました。
その馬がどの程度の可能性(1~3着のどこならありうるか?)があるかを
機械的に判断できる方法として初心者の方にも
おススメの方法となっています。
よかったらぜひ試してみてくださいね!
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