小倉競馬場の特徴と攻略法

どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。

今回は小倉競馬場の特徴と攻略方法を考えていきます。

馬場が荒れると外差しが決まって荒れるイメージもありますが、

実際は果たしてどんな傾向があるのか??

しっかりと探っていきましょう(^^)

コース概要

小回り・平坦のローカルを地でいくようなイメージ。

芝の一周距離は1615mで福島競馬場に次ぐ小ささ。

直線は坂がなく距離も293mと短いため先行有利になる。

 

とはいえ、ゴール地点から2コーナー入り口までは坂があり

約3mをかけあがるレイアウトで「小高い丘」があるイメージ。

そこから向こう正面の半ばまで下り坂が続いています。

<芝コース>

コース 一周距離 幅員 直線距離 高低差
A 1,615.1m 30m 293m 3.0m
B 1,633.9m 27m
C 1,652.8m 24m

<ダートコース>

一周距離 幅員 直線距離 高低差
1,445.4m 24m 291.3m 2.9m

高低差

先ほども少し話したように芝コースの直線は平坦。

ただしゴール板から2コーナーまで約3m上っている。

 

そして、そこで上った分を向こう正面から4コーナーの中盤まで

緩やかに下っていくレイアウト。

全体としてアップダウンはあるものの脚質は先行有利です。

 

ダートも芝コースと似たレイアウトになっていますが、

4コーナーからゴールにかけて緩やかに上り坂がある点は

芝コースとは違う特徴です。

芝コース

芝1200m

騎手は、松山・幸・北村友・武・和田が上位成績。

種牡馬は、ダイワメジャー・ディープインパクト・キンシャサノキセキ・

ロードカナロア・アドマイヤムーンが上位。

 

馬場状態が良い時は「前・内有利」になりがちだが、

内が傷んでくれば外差しも利きやすくなるコース。

枠順はほとんど差がなくフェアとも言えるが、

フルゲートになった際の⑯~⑱番はやや不利。

 

血統的にはプリンスリーギフトの血を持つ馬が良く、

すなわちナスルーラ系が得意にしているコース。

ローテーション的には先行できる短縮馬。

やはりスピード能力が重要になります。

芝1800m

騎手は、川田・松山・浜中・北村友・和田・武が得意。

血統は、ディープインパクト・ハーツクライ・ヴィクトワールピサ・

ハービンジャー・ステイゴールドが上位の成績。

枠は内枠が有利で、特に馬番①~④番までがいい。

反対に大外⑯番はやや不利な傾向。

 

全体としてはやはりナスルーラ系が強い印象で、

特にサンデーサイレンス系との配合が好相性。

 

また穴なら内枠から差してこれる馬に妙味あり。

ローカル芝1800mのイメージから逃げ・先行有利が人気だが

意外に差しも決まるコースである点は覚えておきたい。

芝2000m

騎手は、北村友・川田・松山・浜中・藤岡佑・松若が得意。

血統は、ディープインパクト・ハービンジャー・ルーラーシップ・

ハーツクライ・ステイゴールド・ドリームジャーニーが上位。

 

枠順は②③番が良い以外はほとんどフェアと言えるが

フルゲート時の⑰⑱番の数字は悪い。

 

また小倉芝の中でも欧州型が得意にしているコースで

ノーザンダンサー系の走りも他距離と比べてUP。

ナスルーラ系、特にグレイソヴリンの血が活躍しやすい。

 

小倉記念でトニービンの血が激走しやすい点からも、

このコースはタフで欧州型の資質が求められやすい

点は覚えておいて損はないところでしょう。

ダートコース

続いてダート距離別の特徴です。

ダート1000m

騎手は、幸・松山・松若・鮫島克・浜中・横山武が上位成績。

血統は、サウスヴィグラス・ダイワメジャー・エンパイアメーカー・

ヨハネスブルグ・ゴールドアリュールが得意。

 

言わずもがな逃げ・先行が圧倒的に有利だが、

①~③番の次に優秀な数字なのが大外⑭番である点は意外。

 

あとはとにかく米国型血統が強いということ。

これは小倉に限った話ではないが特に米国型ミスプロ系。

ダート1000mの一番の特徴として覚えておきたい。

ダート1700m

騎手は、川田・松山・松若・幸・浜中・藤岡康が上位成績。

種牡馬は、クロフネ・エンパイアメーカー・キングカメハメハ・

ネオユニヴァース・ゴールドアリュールが得意なコース。

 

枠順はほとんどフェアだが⑧番より外の方が若干有利。

脚質は良馬場時であればもちろん先行有利だが、

脚抜きが良くなりペースが速くなると差しも十分決まる。

 

全体としてはやはり米国型血統が強いコース。

特に外枠から砂を被らずに行ければ惨敗からの一変もありうる。

穴なら前走から距離短縮で臨んできた馬が狙い目。

まとめ

芝は良馬場で行われれば基本的に時計が速くなる傾向。

特に芝1200mはスタート後に下り坂があることも重なって

前半3Fが32秒台になることもあり、

ペースによって逃げ・差し買い分ける必要がありそうです。

 

ダートは上級条件のレースはほぼ1700mしか行われない状況。

1700mをマスターすることが小倉攻略のカギとなりそうですね(^_-)-☆

ではまた!

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