中京競馬場の特徴と攻略法

どうも、競馬ナビゲーターの北澤です。

ここまで書いてきた競馬場攻略記事も残すはあと3つ。

今回は、高松宮記念の舞台 中京競馬場を解説します。

 

直線が長く、時には鮮やかな直線一気も決まるコースで

馬券を買う側はハラハラドキドキさせられますよね(笑)

これからは落ち着いてレースを見られるように、

今日はしっかり特徴を掴んでいきましょう!

コース概要

2012年3月に大規模な改修工事を経てリニューアルオープン

それまでの平坦・小回りローカルのイメージを一新。

400mを超える直線と急坂を作って新しい競馬場へ生まれ変わりました。

芝コースの一周距離は阪神や中山の内回りより長く、

ダートの一周距離は、東京・京都に次ぎ全場で3番目。

なかなかの王道コースと言えますね。

高低差

スタート(ゴール)地点から2コーナーまではほぼ平坦。

その後向こう正面の中盤から直線の前半までは下り坂。

そこから100mちょっとの間に約2mも上る急坂がある。

全体として高低差は約3.5m。

ローカルの中ではなかなかのアップダウンがあるコースです。

芝コース

全体的な特徴を一言で言うと

福永祐一騎手が強い!

これにつきると思います。

ただ、それだけではしょうもないのでしっかり距離別にみていきます(笑)

芝1200m

騎手は、福永・川田・幸・武・松若が得意。

種牡馬は、ディープインパクト・ロードカナロア、ダイワメジャー・

キンシャサノキセキ・アドマイヤムーンが上位成績。

 

基本的に内枠有利で2ケタ馬番は不利。

SS系が勝ち鞍的には多いが回収率なら米国型血統。

リニューアルオープン前はタフな馬場が多く欧州型が活躍していたものの

最近はSS系や米国型が幅をきかすことも多くなっています。

 

基本的に展開次第で前が残ったり後ろからも届いたり

比較的フェアなコースだと思っています。

馬券購入時は、現在の馬場状態をしっかりと見定めましょう!

芝1400m

騎手は、デムーロ・和田・福永・武・川田が得意

種牡馬は、ダイワメジャー・ディープインパクト・ロードカナロア・

マンハッタンカフェ・オルフェーヴルが上位成績。

どちらかと言えば内枠有利のコース。

ただし、差しも決まりやすく展開次第で穴馬の激走も期待できる。

中でも、前走から短縮ローテの馬に注目したいです。

 

基本的には父サンデーサイレンス系が強いコース。

また母父はストームキャットの血を持つ馬相性がいいです。

一発狙うなら差し追い込みタイプがいいかもしれません。

芝1600m

騎手は、福永・デムーロ・川田・北村友・和田が上位。

全体的に上位の福永騎手ですが、このコースは特に強いです!

種牡馬は、ディープインパクト・ダイワメジャー・ロードカナロア・

ハーツクライ・キングカメハメハが上位成績。

 

コース形態上、内枠が有利に思えますが傾向的には大差なし。

外枠も含めて枠順はフェアと言っていいコースです。

上がり最速馬の複勝率も70%に迫る数字です。

 

基本的に人気馬が強く、主流血統が力を発揮するコース。

とはいえ、母父は欧州型が強く、タフな馬場ならより警戒が必要。

むしろ、父母問わずナスルーラの血も持つ馬が穴のポイントになります。

芝2000m

騎手は、デムーロ・川田・福永・北村友・藤岡康が得意

種牡馬は、ディープインパクト・ハーツクライ・ステイゴールド・キンカメが上位。

枠順はほとんどフェアだが、⑭番より外は若干不利と言える。

基本的に外差しが決まりやすいコースで、

上がり最速馬の成績も良い。

ただし馬場が重くなれば先行馬の前残りに警戒が必要。

 

これは芝1200mにも通じるところだが、

馬場次第で中京の芝は先行か差し有利か大きく変わるので

馬券を買う前にしっかりと馬場状態を見極めることが重要です。

ダートコース

ダート1200m

騎手は、幸・デムーロ・松若・藤岡康・福永が得意。

種牡馬は、サウスヴィグラス・ゴールドアリュール・キンシャサノキセキ・

ロードカナロア・クロフネが上位の成績。

 

枠順による有利不利はほとんどなくフェア。

脚質は先行有利で4角2番手以内が勝利への近道

 

血統的にはSS系も上位にはいるものの米国型血統に旨味がある。

左回りでオールダートの1200mは中京のみということもあり、

回収率の観点から見ても米国型を狙っていきたいコース。

ダート1400m

騎手は、デムーロ・福永・藤岡康・松山・松若・幸が得意。

種牡馬は、ゴールドアリュール・パイロ・シニスターミニスター・

キンシャサノキセキ・ヘニーヒューズが上位の成績。

1200m同様に枠順の有利不利は少ない。

穴馬券のポイントとしては前走から距離短縮の馬。

特に、前走で中団より前目につけられていた馬がいい。

 

あとはとにかく米国型血統に注目。

1200mより格段に米国型の強さが増してくる。

前走惨敗からの巻き返しにも注意!

ダート1800m

騎手は、藤岡康・川田・北村友・加藤祥・福永が得意。

種牡馬は、クロフネ・ゴールドアリュール・マンハッタンカフェ・

ディープインパクト・ネオユニヴァースが上位成績。

 

枠番はやや内枠有利で⑪番より外は若干不利と言える。

坂の途中からスタートし道中のアップダウンを経て

最後の直線で再度急坂を上るレイアウトで先行馬にはきつい。

 

とはいえ、後続の馬も同じくスタミナは奪われるわけで

そうそう簡単に差しも決まらない。

基本的には内枠・先行有利のコースと考えてよい。

まとめ

ダートは全体的に前残りが多く先行有利。

芝は馬場状態によって先行有利と外差し有利が分かれます。

天候と馬場状態の変化に目を光らせながら

しっかりと観察していきましょう(^_-)-☆

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